4月21日(日)、本学ロシア語履修生を対象に福住にある札幌ハリストス正教会の見学会を行いました。カトリック等の西方教会と東方正教会の歴史と違い、正教の世界観、十字架の形の意味、礼拝の際の言語のことなど様々なお話を司祭のエフレム後藤悠太先生から伺いました。また正教の礼拝には欠かせないイコンを間近で見る貴重な機会にもなり、大変充実した見学会になりました。北海学園大生だけでなく、北海道大学や札幌大学でロシア語を学ぶ学生・院生にも参加いただきました。壁に並ぶ数々のイコン、大きなシャンデリア、聖堂に漂う乳香の香りなど、とても印象的だったのではと思います。日本初のイコン画家である山下りんによる貴重なイコンも見ることができました。(聖堂内の写真は許可を得て撮影しています)

4月6日(土)に、ロシア語を履修したことのある在学生とロシア語に興味のある新入生の交流会「ロシア語カフェ」を実施しました。紅茶を飲みながら、新入生がロシア語を履修している先輩に履修相談をしたり、先輩がお気に入りの本や教科書を紹介したりと活発に交流を行いました。途中、アンナ先生からのミニレクチャー「ロシアの人気アニメからロシア文化を知ろう」を聴き、実際にアニメも鑑賞して盛り上がったほか、教員が用意したロシアやウクライナ、ポーランドのお菓子も楽しみました。

昨年12月2日に開催された第55回全道ロシア語弁論大会で工学部1年のロシア語履修生が特別賞の札幌姉妹都市協会賞を受賞しました。大会当日はロシア語を専攻している他の出場者と互角に並び、大変素晴らしいスピーチを聞かせてくれました。受賞についての記事が学報第137号に掲載されました。

2月18日に札幌エルプラザにて、ロシア語履修生向けの「ロシア料理ワークショップ」を開催しました。北海学園大学の学生に加え、北海道大学や札幌大学からもロシア語を学ぶ学生が参加。本学非常勤講師のアンナ先生に教えていただきながら、料理・調理に関するロシア語も学びつつ定番のロシア料理を皆で楽しく作りました。今回挑戦したのは、ペリメニ (пельмени)、ボルシチ(борщ)、オリヴィエサラダ(салат «Оливье»)、「じゃがいも」ケーキ (пирожное «картошка»)の4品。授業とは違ったかたちで体験を通してロシア語の表現を学びました。また、異なる大学でロシア語を勉強している学生同士で交流する貴重な機会になりました。

ロシア語を履修している学生2名が、9月12日～14日に根室市で実施された北方領土ゼミナール（主催：独立行政法人北方領土問題対策協会）に参加しました。その参加報告が学報136号に掲載されました。