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世界の言語と文化

「世界の言語と文化」は、1学期のみ開講される一般教育科目のリレー講義です。

おしらせ

  • この授業では、第1回授業(4/9)開始前にLMSを利用して「事前申込み」を実施します。履修希望者は、LMSの「英語以外の外国語事前申込み(独・仏・中・露・韓)」(1部 または 2部)から「世界の言語と文化」と選択して進み、「履修する」と回答してください(締切までは取消もできます)。事前申込みの締切は4月6日23:59.00です。なお、事前申込みをしていない人の履修は一切認めません。(2024.3.26)
  • 事前申し込み終了後にクラス分けを実施し、4月8日12:00にLMS上で発表します。原則として学部・学科単位で教室を機械的に振り分けますので、必ずクラス分けで確定した教室に出席して、履修登録を行って下さい。なお、この授業はクラスによって履修コードが異なりますので、登録ミスにはくれぐれもご注意ください。(2024.3.26)

授業のテーマと学習目標

  • 【授業のテーマ】「言語とその背景を知る」
    この授業では、ドイツ語、フランス語、中国語、ロシア語、韓国・朝鮮語と、これらの言語を日常使っている地域の文化情報全般について概観する。
  • 【学習目標】
    @世界中には様々な言語や文化があることを理解する。
    A「外国語といえば英語」、外国といえば英語圏」という思い込みを無くする。
    B今後さらに複雑になっていくであろう国際社会を理解するにあたって必要な基本知識と教養を身につける。

各語種の説明

  • 【ドイツ語】
     ドイツ語は,ドイツの他にもスイスやオーストリアなど近隣のいくつかの国で使用される母語話者人口約1億人の言語である。また,系統的に英語と近い関係にある言語として知られている。本講義では,言語的な特徴や簡単な日常表現,社会における位置付けなど,ドイツ語という言語に関することに加え,日本との違いを念頭に置きながらドイツ(語圏)の社会制度に関する事柄をいくつか取り上げ,概観する。
    (担当:熊坂 亮)
  • 【フランス語】
     ラテン語を祖語とし,イタリア語やスペイン語に近い言語であるフランス語は,フランスだけでなく,ベルギー,カナダ,ハイチなど世界の様々な国・地域で使用されています。また,国連等の国際組織の作業言語にもなっています。この授業では,フランス語の言語的特徴について学ぶだけでなく,フランスの文化的特性についても考察します。
    (担当:一條 由紀)
  • 【中国語】
     一口に「中国語」「中国文化」と言っても,中国には56の民族がおり,それぞれに異なる言語と多種多様な文化を有している。まずは中国で使用されている言語と,その背景にある文化とを概観した上で,我々が「中国語」と呼ぶ漢族の言語「漢語」について,様々な角度からその音声的・文法的特徴を明らかにしていく。長い歴史を持つ文字・漢字についても,「形音義」の三つの特徴に注目しつつ,その面白さについて解き明かしていく。
    (担当:中根 研一)
  • 【ロシア語】
     ロシア語は,キリル文字による表記体系や語形変化に富む文法体系などが特徴的で,系統的にはウクライナ語やブルガリア語といったスラヴ語と呼ばれる諸言語と近い関係にある。ロシアはもちろん,隣接する東欧・コーカサス・中央アジアの国々にまで及ぶ広い地域でも話されている。本講義では,ロシア語の基礎を学びつつ,具体的なテーマを取り上げ,ロシアやロシア語圏の国々の地理,歴史,文化なども学ぶ。
    (担当:清沢 紫織)
  • 【韓国・朝鮮語】
     韓国・朝鮮語は,主に朝鮮半島で話されている言語であり,よく日本語に似ている言語と言われる。実際,構文には共通の特徴があるが,文字であるハングルとその発音など,日本語と異なる特徴も多くみられる。この授業では,朝鮮半島の社会と文化に関する基本情報と,韓国・朝鮮語の特徴について概観するとともに,簡単なあいさつ表現を学ぶ。
    (担当:辻 弘範)

開講形態とスケジュール

  • 「世界の言語と文化」は、1部では3クラス、2部では2クラスを同時に開講し、各語種について3講ずつリレー形式で行なう。
    詳しくは、『英語以外の外国語 履修の手引き』(PDF版)11ページを参照すること。

教科書

  • 北海学園大学「英語以外の外国語」スタッフ編著『言語と文化』
    *試行本を授業中に無料配布します。

履修上の注意

  • LMSでの自己登録は事前申し込みに反映されません。履修希望者は必ずG-Plus!で事前申し込みを行って下さい。事前申込みで確定したクラスで受講しなければならず、クラス間の移動や、他のクラスで小テストを受けることは認めません。
  • 1部の(A)〜(C)、2部の(A)(B)は、クラスごとに履修コードが異なるので、履修登録時には必ず、事前申込みで確定したクラスのコードで登録すること。

参考書

  • 東京外国語大学言語文化学部編『言語から社会を考える』白水社、2016年
  • 浜本隆志・高橋憲『現代ドイツを知るための62章【第2版】』明石書店、2013年
  • 清野智昭『ドイツ語のしくみ《新版》』白水社、2014年
  • ジャン=ブノワ・ナドー。ジュリー・バーロウ『フランス語のはなし:もうひとつの国際共通語』大修館書店、2008年
  • 朝比奈美知子・横山安由美編著『フランス文化 55のキーワード』ミネルヴァ書房,2011年
  • 木村秀樹『中国語はじめの一歩』ちくま新書、1996年
  • 鈴木修次『文明のことば』世界評論出版、1981年
  • 桑野隆,長與進編著『ロシア・中欧・バルカン世界のことばと文化』成文社,2010年
  • 下斗米伸夫,島田博編著『現代ロシアを知るための60章【第2版】』明石書店,2012年
  • 新城道彦ほか『知りたくなる韓国』有斐閣、2019年

更新履歴新着情報

2024年3月26日
情報を2024年度版に更新しました。
2013年4月3日
サイトをオープンしました。