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北海学園大学 フランス語

Bonjour ! フランス語のページへようこそ!

世界の約50の国と地域で日常的に使用されているフランス語は、国際連合など国際機関の公用語にもなっています。フランス語話者の人口は世界で約2億5500万人にのぼり、さらに2050年までに倍増すると考えられています。

ギャラリー

モン・サン=ミシェル

そもそもフランスって?

フランスは美食や芸術、ファッションなど豊かな文化を持つ国として知られており、世界遺産もたくさんあります。首都パリは「花の都」「芸術の都」と呼ばれています。

グルノーブル

フランスの地域圏  

フランスは日本の約1.5倍の国土があり、地域圏ごとに特色があります。また、カリブ海などに海外県を持っています。訪れる地域によって異なる魅力を発見できるでしょう!

クスクス

多様な文化の共存  

フランスは移民が多い国というイメージを持つ方もいるかもしれません。実際、多様な出自や文化を持つ人々が共存しています。パリでは世界各国の料理を楽しむことができます。北アフリカ料理のクスクスは今やフランスの国民食です。

シャトー・フロントナック

世界のフランス語圏

英語と並び5大陸すべてで使用されているフランス語は、ベルギー、スイスなどフランスと隣接する国の他、カナダやアフリカの一部の国で公用語になっています。カリブ海、オセアニア、東南アジアにもフランス語圏の国・地域があります。

パレ・デ・ナシオン

国際機関の公用語  

フランス語はさまざまな国際機関の公用語になっています。国際連合、国際オリンピック委員会、OECD、国際赤十字など。オリンピックの中継で、開催国の言語に加えて英語とフランス語のアナウンスを聞いたことはありませんか?

クレープ

日本のフランス語?

カフェ・オ・レ、クレープ、コンクール、アンケート…。日本語の外来語のなかにはフランス語由来のことばがたくさんあります。また、フランス語は商品名や店名などにもよく使われています。フランス語を学べば意味がわかるようになるかも?

さまざまな場で使われているフランス語を学べば、きっと世界が広がります!

プチ・フランス語入門

ちょっとだけフランス語を勉強してみませんか? 音声を聴いて発音してみてください。

Bonjour ! こんにちは

Bonsoir ! こんばんは

Au revoir ! さようなら

Merci ! ありがとう


「ボンジュール」や「メルシー」は聞いたことがあるという方もいるのではないでしょうか。



次は文に挑戦しましょう。

Je suis étudiant. 私は(男子)学生です。

Je suis étudiante. 私は(女子)学生です。


「私は~です」Je suis...と言います。Jeが主語人称代名詞「私は」で、suisが動詞(英語のbe動詞にあたるもの)です。「主語+動詞+名詞」の順で語を並べて文を作るので英語といっしょです。ただし、フランス語の「学生」は男性形étudiantと女性形étudianteがあります。主語の性によって使いわけます。



買い物で使える表現も見てみましょう。

Un croissant, s'il vous plaît. クロワッサンひとつください。

Une baguette, s'il vous plaît. バゲットひとつください。


「~ください」...s'il vous plaîtと言います。バゲットはいわゆる「フランスパン」です。
ところで、クロワッサンもバゲットも「ひとつ」なのに、名詞の前についてる語が異なりますね。un / uneは不定冠詞といって英語の a みたいなものなのですが…。
フランス語は名詞に文法上の性(男性・女性)があり、名詞の性にあわせて冠詞の男性形・女性形を使いわけます。クロワッサンは男性名詞、バゲットは女性名詞なので、例文でそれぞれの名詞に付く不定冠詞の形が異なっているのです。
名詞や冠詞に性があるなんてどういうこと?!と思ったかもしれませんが、ヨーロッパ言語では文法上の性がある方が一般的です(英語が例外的!)。ドイツ語やロシア語は男性・女性のほかに中性もあります。



英語と違って変な言語だな…と思ったでしょうか。でも、英語とフランス語は似ている単語がたくさんあります。実は英単語はフランス語由来の語が多いのです。

列車 train(英語) train(フランス語)

歴史 history(英語) histoire(フランス語)

自由 liberty(英語) liberté(フランス語)


このように英語とスペルがまったく同じ、あるいはかなり似ている単語がたくさんあります。発音はけっこう違いますが、それはつづりと発音のルールが英語と異なるためです。ルールを覚えれば、ちゃんと発音できます。



フランス語は、英語と似ているところもあるので英語の知識を活かして学習することができますが、新たに覚えなければならないこともいろいろあります(どの言語でもそうですが!)。そこは大学の授業で丁寧に教えますので、フランス語ちょっと興味あるかも…と思った方、チャレンジしてみませんか?

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