「せっかくドイツ語を学んだのだから、ドイツやオーストリア、スイスに旅行に行きたい」と思っているみなさん、ぜひ留学してみましょう。自分の学習している言語が、どのようなところで、どのような場面で話されているのか、実際に体験してみることは大切です。それに自分とは違った思考をする人々の間で生活してみることは、みなさんにとってとても意義のある体験になることでしょう。観光旅行もよい経験になりますが、できれば数週間、数か月、1年と異文化を体験してみましょう。
北海学園大学には残念ながらドイツ語圏に姉妹校はありませんので、留学先は自分で探さなければなりません(みなさんの先輩にもドイツ語圏の大学に留学した人がいます)。ここでは、正規留学よりも敷居の低い語学留学の可能性を紹介します。
ドイツ語圏には様々な語学学校があります。なかでもゲーテ・インスティトゥート(Goethe-Institut)は、提供する講座や講師の質に定評があります。ただし、費用は2週間コースで受講料699ユーロからとなります(2022年3月現在)。これに往復の航空運賃、滞在費、講習前後の旅行代などがかかります。
語学コースはたいてい午前中のみの授業で、午後や週末はさまざま課外プログラムが組まれているので、語学学習だけではない体験ができます。
(ドイツ文化センターのサイトへ)
大学の夏期講習に参加してみるのもよいでしょう。多くのドイツ語圏の大学では夏期講習を実施しており、中にはドイツ語コースもあります。初級コースがあるかなど大学によって異なりますので、ドイツ学術交流会(DAAD)のホームページ(英語)などで検索してみてください。
大学の夏期講習のメリットは、語学学校に比べて受講料が安いことが多いこと(ただし1クラスの人数は多くなりがちです)、大学のキャンパスで学べること(ただ、夏休みですから学生さんはあまりいません)などです。例えば、ウィーン大学には7月、8月、9月に3-4週間のコースがあります(2022年夏の料金は宿泊込みで1060-1120ユーロ)。なお、ハンブルク大学アジア・アフリカ学科では東アジアの学生を対象にしたサマーコースを開講しています。
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